Photo by Hemlen
7年ぶりに、エンドューロに参加しました。 ゼッケン210 CRM80で、店長清水正晴君、工場長うっちゃんと 組んで、6時間耐久レースでした。 いや〜、あんなにキツイコースだとは思ってもいませんでした。 青木湖のすぐ裏手(おいしいピザ屋、樹安亭さん近く)を上がっていった ウォータージャンプ台のあるゲレンデがスタート地点 1周15km、高低差550メートルもありました(昔はもっと 楽なコースだったのに)写真にもあるとおり、とにかく石がすごくて ガレ場の続くところは「ライダーの墓場」なんて コース案内にありました。前日の3H耐久では、駐車場に 止めてあった車のフロントガラスが、バイクの飛び石で2台、割れたそうです。 清水店長が4周走ったところで、私に交替。 うっちゃんに「私は最後に一周させてもらうだけどいいから」 と言ったら 「最後の一周で、表彰台をあきらめろ・・ってこと?」と 切り替えされ 私が第2ライダーとなりました。 走り始めたはいいものの、もお、途中では泣きがはいってました〜 キャンパー(斜めの斜面)はあるし・・ あ、一台転倒してる・・とその人を避けて 走っていたら、後ろから「アー!!」ガッシャーン いきなり止まる私のバイク 「へ?」っと後ろを見たら、「いててて」と胸をおさえている ライダー、その人のバイクが私のバイクにささってました 林道コース登りは、すごく気持ちが良かった〜 どんどん登っていって・・・ 実はここから下るのが大変、スキーでも 一瞬「どおやって降りよう・・」と考え込むような斜面を 「バイクのエンジンを切って、バイクから 降りて、クラッチ操作をしながら降りる」 転ばないように降りるのですが、 250ccなんかのバイクは大変そうでした。 ガレ場をやっとのことで抜けて 最後が、「ハーフパイプ3連ちゃん」でした。 バイクから見て(こんなん、どうやって行けばいいの〜) って考え込んでいたら 背後で「ばばばば!!!」という、音(はよ行け!とせかされている) 振り向いたらね、4−5才のチビッコ トホホで、スタート 1速で下って、そのまま登り・・しっぱい・・出口でコケた。 マーシャルさんが手伝ってくれて やっとの思いで、バイクをひきあげて 次は2つ目のハーフパイプなんですが、一つ目を失敗してるし 2つ目のは、2本しかラインがなくて 一つのラインは転倒しているライダーとバイクがあって そっちのラインは行けないし、一つのラインを選んで行くなんて 絶対できない・・って、恐怖心で立ちすくんでました。 ふと横を見たら、ピットから清水くんが歩いてくる コース脇から「のんねえ、2速で、突っ込んで 登りは半クラッチでつなぎながら、最後はアクセル全開で あがれ!!」 「え〜、絶対にできない!ムリムリ!!もうここで替わって!!」 って相当ごねてみたのですが スタスタ歩いていってしまう清水くん(あー行かないでー) そしたら、ハーフパイプの出口のところに清水くん 「のんねえ、こっちこっち!俺の方にむかって来い!」 行けました〜!(^^)! 調子こいて3っつ目もクリア、あとはガレ場をただ走ってゴール これで一周なんですが わたくし、1時間半もかかってしまったんです〜 清水くんもうっちゃんも20分平均で一周するので ものすごい足引っ張り・・ 最終的には、私がもし走らなければ 「第2位」だった鴨・・(周回数で計算済み) 「うっちゃん、わたしさ・・引退しようかな・・」って 話したら 「折角、また始めたんだし、走れるんだから これからまた練習つめばいいさー」 37才、青春してました。